【新機能】Claris FileMaker18〜インポート〜

お世話になっております。
NKC・Customizeの久保でございます。

Claris FileMaker Pro 18 Advancedで新しくなった
「インポート機能」についてご紹介致します。

今回、新機能としてご紹介したいのは、4点。

 ・取り込みファイル内の特定の行をフィールド名として使用
 ・検索可能な一覧からターゲットフィールドを選択
 ・フィールド毎に入力値の自動化オプションの実行を選択
 ・取り込み先のフィールドを選択できる

それでは、紹介していきます。

取り込みファイル内の特定の列をフィールド名として使用

これまでは、取り込みファイルの内、
一行目のみフィールド名として指定できておりました。

今回の新機能では、任意の行をフィールド名として
取り込むことができます。

検索可能な一覧からターゲットフィールドを選択

なんと、今回の新機能から、取り込み先のフィールドを
検索することができるようになりました。

これまでテーブルによっては、大量にあるフィールドから
探すのに時間がかかることもしばしばございましたが、
時間短縮することができるようになります。

フィールド毎に入力値の自動化オプションの実行を選択

こちらも、これまでのインポートでは、
入力値の自動化オプションの実行を”全て”に対して、
「する」か「しない」の設定しかございませんでした。

今回の新機能では、フィールド毎に「する」か「しない」を
設定できるようになりました。

取り込む順番を工夫することで、
自動化オプションを生かす必要がございましたが、
一度の取り込みで自動化オプションの設定ができるのは
時間短縮にも繋がるかと思います。

取り込み先のフィールドを選択できる

これまで取り込み先のフィールドを一覧から
ドラッグ形式で移動する必要がございました。

今回の新機能では、取り込み先をクリックし、
フィールドを選択できるようになりました。

フィールドが大量にあると、
ズラすだけでも時間がかかっておりましたので、
非常に楽になったと思います。

最後に

今回の新機能では、基本的に
”時間短縮”に繋がることが多いと思います。

些細なことではございますが、
開発速度の向上に繋がることはひいて、
クライアントへのプロジェクト納品にも繋がりますので、
こういったアップデートは嬉しく思います。


NKC・Customize:久保