第11話 検索結果と対象レコードについて

エヌ・ケイ・カスタマイズの福山でございます。前回まで、色々な検索方法についてご紹介させて頂いてきましたが、今回は検索した結果と検索後の対象レコードについてご紹介したいと思います。

以下の記事は、FileMaker Master Book 初級編(バージョン 19 対応)より、
「6.2.7 検索結果と対象レコード(130ページ)~」を元に掲載しています。

この文献から、検索結果(対象・対象外レコード)と除外について学びました。文献の執筆者、関係者の方々に深謝いたします。

なお、このブログ記事の趣旨は、弊社所属スタッフの FileMaker 学習の成果を公開することを目的とし、同時に、参考文献の内容の紹介に資するものであることを Claris International Inc. が確認しています。

Claris FileMaker 公式トレーニング教材

検索を実行すると、次の状態になります。

・ 条件に一致したレコードが対象になる(対象レコード)
・ 一致しないレコードは除外されて対象外になる(対象外のレコード)

対象と対象外のレコードは背中合わせの関係です。簡単に切り替える事ができます。
対象外のレコードを表示する方法を2つ紹介いたします。

例)鹿児島以外の人を対象レコードとして表示させる。

方法1.メニュー  → [レコード] → [対象外のみを表示] を選択

全レコードが表示
鹿児島で検索すると191件です。
『対象外のみを表示』を選択します。
鹿児島以外のレコード13243件になりました。

鹿児島で検索対象外のレコードが表示されました。

方法 2.ステータスツールバーの円グラフをクリックします。

検索した後に円グラフをクリック
同じように対象外となる鹿児島以外のレコードが表示されました。

同じように対象外のレコードが表示されました。検索条件に「除外」を指定して検索実行すると、「含める」を指定して検索実行後に対象外と切り替える、の 2 つの操作は結果的に同じ対象レコードを表示していることになります。

除外を指定して検索しても同様の結果となります。

今回は、検索結果と対象レコードについてご紹介させていただきました。
また、次回もよろしくお願いいたします。

鹿児島ラーメン王選手権前回優勝
指宿市のTAKETORAさん
優勝に値するさすがの一杯です。


参考文献:Claris FileMaker 公式トレーニング教材 から、「FileMaker Master Book 初級編」 等を参考にしています
https://content.claris.com/fmb19_reg-ja