FileMakerのバージョン違いにより起こること

お世話になっております。
株式会社エヌ・ケイ・カスタマイズの久保でございます。

今現在、FileMakerは、19を最新版としサポート対象内で18、
サポート対象外で言うと17,16,15・・・とあるわけでございますが、
皆様は、”バージョンによる違い”を意識されておりますか?

過去にバージョンによる違いをまとめ、記事をあげておりますので
これを機に目を通して頂けますと幸いです。

FileMaker19 新設定 ~「起動時に開くファイル」って何?~

FileMaker18での変更点について【公式サイト補足】

知っていましたか?FileMaker17より「次の場合にオブジェクトを隠す」に仕様変更がありました。

バージョンの違いによる不具合

FileMakerのバージョンが違うと、これまで起きなかった不具合が
急に発生する可能性が高くなります。

理由としては、FileMaker18では出来るが、FileMaker17では出来ない!
からです。

FileMaker17で出来ないのであれば、当然FileMaker16でも不具合が発生するということです。

クライアントからすれば、FileMakerの不具合でもシステムの不具合と同じですから、
こちらとしては、十分に注意しなければなりません。

「FileMaker18では出来るが、FileMaker17では出来ない!」は文字通り、
FileMaker18からのアップグレードによる機能の追加や仕様の変更によるものです。
FileMaker17には備わっていないわけですから、実行されることがないわけです。

FileMakerのバージョンによる違い具体例

よくあるのが、FileMaker18とFileMaker17で仕様から変わった「インポート」処理です。

両方をお使いの開発者様はお気づきかと思いますが、
インポートの見た目から仕様までガラッと変わりましたね。

主に以下の点に注意が必要です。

計算値自動入力の処理

インポート後に計算値を処理するか否かをチェックで選択できるわけですが、
FileMaker18では、それぞれのフィールドに対して設定ができます。
非常に便利な機能です。
がしかし、FileMaker17では、処理するかしないかのみチェックで判定します。

もし開発環境がFileMaker18で自動入力のフィールドを指定していた場合でも
使用環境がFileMaker17だと”処理が走りません”

処理が走らないので、FileMaker17だと必要な値が入らず不具合となりますね。

ファイルの指定

これも、不具合のひとつに陥りやすいです。
これは、一見、違いがないためです。

がしかし、FileMaker17でもしファイルを指定したまま、処理を走らせていた場合、
FileMaker18の環境でファイル指定を外しても、FileMaker17でインポート処理を実行した場合は、
ファイル指定していることになっています。

つまり、

ファイル指定はしているが(FileMaker17で)、ファイル自体の指定はしていない(FileMaker18で)
ことになり、エラーとなります。

複雑ですね。

このエラーに関しては、FileMaker17で修正を続けるしか解決策はございません。

FileMakerのバージョン違いによる今後

結論から申し上げますと、FileMaker17以降はサポート対象外の為、諦めるしかございません。

まだまだFileMaker17をご利用中のクライアントは多いかと思いますが、
開発環境がFileMaker18しかない場合は、一台くらいFileMaker17があった方が安心かもしれません。

FileMaker19とFileMaker18による違いであれば、クラリス社に相談することで、
何かしら良い回答があるかもしれません。


以上、開発者が気を付けたいFileMakerのバージョン違いによる注意点でした。

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