Claris FileMaker19にも通ずるClaris FileMaker18から追加された新機能

お世話になっております。
NK・Customizeの久保でございます。

ここ数日、鹿児島では、変異株感染が目立ってきております。
通常のコロナ感染も以前に比べると感染者数が増えてきておりますので、
不要不急の外出には注意しましょう。

今回は、Claris FileMaker19にも通ずる、
Claris FileMaker18から追加された新機能についてご紹介させて頂きます。

過去の記事では、何度かClaris FileMaker18に触れてきましたが、
まだまだClaris FileMaker18を利用されている開発者・エンドユーザーは多いようです。

無駄な知識と思わず、しっかりとインプットして頂ければと思います。

追加された「ファイル操作」は12種類。(内1種類は引数)

今回新たに追加されましたのは、
全部で”12種類”です。(内1種類は引数)

  1. ファイルの存在を取得
  2. ファイルサイズを取得
  3. ファイルの名前変更
  4. ファイルを削除
  5. データファイルを作成
  6. データファイルを開く
  7. データファイルを閉じる
  8. データファイルに書き込む
  9. データファイルの位置を取得
  10. データファイルの位置を設定
  11. データファイルから読み取る
  12. Get (オープンデータファイル情報)

その中でも特に使う頻度が多いものに絞って
ご紹介させて頂きます。

ファイルの名前変更

ソースファイル(対象ファイルの保存先)を参照し、
指定したファイル名に変更することができます。

ファイルを削除

こちらも直接パス(ソースファイル)を指定することで
ステップを実行時にファイルを削除することができます。

データファイルを作成

指定したソースファイル内に、
空のテキストファイルが作成されます。

データファイルに書き込む

こちらは、一度、「データファイルを開く」のステップを実行した後に
動かすことができる処理になります。
使用できる文字コードは以下に限られます。
 ・UTF-8
 ・UTF-16

こちらは、非常に便利になりそうです。

Claris FileMaker Goで新たに読み取れるバーコードは4つ

Claris FileMaker Goではバーコードを読み込むことができ
何かと便利なバーコード取得機能。

新たに追加されたバーコードは、以下の4つです。

PDF417

一番身近な利用例としては、
飛行機のチケットに印刷されているバーコードです。

バーコードを読み取ると、

 ・便名
 ・ご搭乗日
 ・出発時刻
 ・ゲート番号
 ・座席番号

などのデータを読み取ることが出来ます。
発着空港や便名等かなりの情報が詰まっていることが解ります。

ITF-14

物流で使われる国際的なコードです。
商品が入っているダンボールに印字されている情報を見ることが出来ます。

Aztec

二次元バーコードの一種です。
以下のサイトを参照すると、
「航空券などの旅行書類、さらには自動車の登録書類に使われています。」
と記述されています。

https://www.cognex.com/ja-jp/resources/symbologies/2-d-matrix-codes/aztec-codes

Data Matrix

こちらも二次元バーコードの一種です。

まとめ

以上、Claris FileMaker19にも通ずるClaris FileMaker18で追加された新機能でした。

このほかにももちろん、気を付けなければならないことや
知っていて便利な機能がたくさんClaris FileMakerにはあります。

アップデートが行われるたびに便利になってくるClaris FileMakerですが、
その分覚えることも多くございます。
ぜひ、本サイトを通して、一緒に勉強していきましょう。

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どんな些細なことでも構いません。

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