
安くでパソコン買いたいから中古パソコンを検討しているけど、どこに注意すればよいのだろう?
そんな疑問にお答えします。
結論、中古パソコンを購入するときは、以下の項目を確認する必要があります。
- Windows 11がちゃんと動くかお店に聞く
- パソコンの「頭脳」があまり古くないか(発売から5年以内か)
- メモリーが8GB以上あるか、あとで増やせるか
- 保存場所がSSDで、変な音やエラーがないか
- ノートならバッテリーが1時間以上もつか
パソコンの知識に自信のない方は、これだけでは難しいと思いますので、本文で詳細も解説しています。
後悔しない中古パソコン選びができるお手伝いができれば幸いです。
また、選び方がわかっても、中古パソコンのサイトを見たら「どれが良いのかが分からない…」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
リズピーシーは、予算と用途を伝えることで、パソコンのプロがピッタリの機種を選んでくれます。
問い合わせしたからと言って、「必ずしも購入しなければならない。」わけではないので、ご安心ください。
\ 用途と予算を伝えるだけで最適なPCを選んでくれる! /
システム開発会社が販売している安心のリユースパソコン
買う前に確認すべき中古パソコンの注意点!性能で後悔しない5つのチェックポイント
ここでは、購入する前に確認すべき中古パソコンの注意点を5つにまとめました。
詳しく見ていきましょう。
Windows 11がちゃんと動くかお店に聞く
最新のWindows 11を使いたい場合は、そのパソコンが対応しているか必ず確認しましょう。
Windows 11には以下のような条件があり、古いパソコンでは動かないことがあります。
項目 | Windows 11 最小要件 |
---|---|
プロセッサ | 1 GHz 以上で 2 コア以上の 64 ビット CPU または互換 SoC |
メモリ | 4 GB 以上 |
ストレージ | 64 GB 以上の空き容量 |
システム ファームウェア | UEFI、セキュアブート対応 |
TPM | Trusted Platform Module 2.0 |
グラフィックス | DirectX 12 以上(WDDM 2.0 ドライバー) |
ディスプレイ | 9 インチ以上、720p(1280×720)以上 |
インターネット接続 | 初回セットアップおよび Home エディションの利用には必須 |
特に重要なのが「TPM 2.0」という機能です。これはセキュリティを守るための仕組みで、2018年以降のパソコンなら大体搭載されていますが、それ以前の機種では非搭載のことも多いのです。
お店に「このパソコンはWindows 11に対応していますか?」とストレートに質問してください。
信頼できるお店なら、きちんと調べて答えてくれるはずです。
Microsoft公式 – Windows 11 の仕様、機能、コンピューターの要件
パソコンの「頭脳」があまり古くないか(発売から5年以内か)
パソコンの頭脳にあたる「CPU(シーピーユー)」は、発売から5年以内のものを選ぶのがおすすめです。
あまり古いと動作が遅くなったり、新しいソフトが使えなかったりします。
Intel製CPUの場合、型番の最初の数字で世代が分かります。例えば「Core i5-8250U」なら8が世代を表しています。
CPUの世代と快適度の目安
CPU名の例 | 世代 | 発売時期 | おすすめ度 |
---|---|---|---|
Core i5-12400 | 第12世代 | 2022年頃 | ★★★★★ |
Core i5-10210U | 第10世代 | 2020年頃 | ★★★★☆ |
Core i5-8250U | 第8世代 | 2018年頃 | ★★★☆☆ |
Core i5-6200U | 第6世代 | 2016年頃 | ★★☆☆☆ |
上記の表を参考にして、CPUが第何世代なのかを見分けられるようになっていると、パソコンが選びやすくなりますので、いつでも確認できるようにしておくのがおすすめです。
メモリーが8GB以上あるか、あとで増やせるか
メモリーは、パソコンが一度に処理できる作業の量を決める重要な部品です。
少なすぎると、複数のソフトを開いたときに動きが遅くなります。
現在は8GB以上がおすすめです。
なぜなら、Windows 11自体が2~3GB使い、ブラウザでタブを10個開くと2GB程度、セキュリティソフトで0.5~1GB使うからです。4GBでは、ちょっとしたことですぐに動きが重くなってしまいます。
もし予算の関係で4GBのパソコンを選ぶ場合は、「メモリーを後から増やせるか」を必ず確認してください。ノートパソコンの中には、メモリーが基板に固定されていて増やせないものもあるのです。
保存場所がSSDで、変な音やエラーがないか
パソコンのデータを保存する場所には、HDDとSSDの2種類があります。
中古パソコンを選ぶなら、絶対にSSD搭載のものがおすすめです。
HDDは安いですが動作が遅く、カリカリと音がします。
一方、SSDは少し高いですが起動時間が30秒程度で済みますし、ソフトもサクサク動いて、音もしないので静かです。
ノートならバッテリーが1時間以上もつか
ノートパソコンの場合、バッテリーの状態は非常に重要です。
中古品では、バッテリーが劣化していることが多く、電源につながないと使えないものもあります。
最低でも1時間はバッテリーだけで動くものを選びましょう。
理想は2~3時間持つものですが、中古では難しいかもしれません。お店によっては「バッテリー残量○○%」と表示してくれているところもあります。
また、完全に電源なしでは使えない場合でも、自宅やオフィスでの据え置き使用なら気にする必要はありません。
用途に合わせて判断するのがおすすめです。
後悔を防ぐ!中古パソコンショップ選びの注意点と信頼できるショップを見極めるコツ
ここでは、後悔しないための中古パソコンショップの選び方について、以下の4つを解説していきます。
詳しく見ていきましょう。
運営会社や店舗情報がはっきり書いてあるか
中古パソコンで失敗しないためには、信頼できるお店選びが何より大切です。
まず確認すべきは、お店の基本情報がきちんと公開されているかどうかです。
会社名と代表者名、住所(番地まで)、電話番号、そして古物商許可番号が明記されているか確認してください。
これらの情報が見つからない、または曖昧な場合は避けた方が無難でしょう。
特に古物商許可番号は、中古品を扱うお店には必須の許可です。
保証・返品のルールが分かりやすく表示されているか
保証内容は購入前に必ず確認してください。
良心的なお店は、保証期間や返品条件、対応範囲を分かりやすく表示しています。
もし、記載がない場合でも、メールなどの形が残る形式で質問しておくと良いでしょう。
最低でも7日間以上で初期不良に対しての保証があるお店を選びましょう。
実物の写真が多く、キズも隠さず載せているか
商品写真は多ければ多いほど良いです。
正面(画面の状態)、キーボード(文字の擦れ具合)、側面(端子の状態)、天板(キズの有無)、底面(ネジの有無)など、あらゆる角度からの写真があるか確認してください。
キズや汚れも隠さず撮影しているお店は、誠実な証拠です。
もし、商品画像が少ない場合などは、キズや汚れなどが無いか確認してもらい、写真を送ってもらうのがおすすめです。
問い合わせにすぐ丁寧に答えてくれるか
購入前に一度問い合わせをしてみることをおすすめします。
例えば「このパソコンでZoomは快適に使えますか?」「メモリーの増設は可能ですか?」といった具体的な質問をしてみましょう。
良いお店なら24時間以内に丁寧な返信があるはずです。
返信が遅い、答えが曖昧、態度が悪いといったお店は、購入後のサポートも期待できません。質問への対応で、そのお店の姿勢が分かります。
\ 用途と予算を伝えるだけで最適なPCを選んでくれる! /
システム開発会社が販売している安心のリユースパソコン
中古パソコンでよくある注意点!キズや欠品をゼロにするための確認チェックリスト
ここでは、中古パソコンの購入後に後悔しないためのチェック項目をご紹介していきます。
詳しく見ていきましょう。
画面に目立つキズやシミがないか
画面は毎日見る部分なので、小さなキズでも気になることがあります。
特に画面中央のキズは作業に支障が出るので、避けた方が良いでしょう。
チェックすべきポイントは、画面中央にキズがないか、四隅に欠けやヒビがないか、液晶のシミ(色むら)がないか、ドット抜け(点状の不良)の数です。
ドット抜けは2~3個なら許容範囲ですが、10個以上あると気になります。
お店の商品説明に「液晶は綺麗です」とだけ書かれている場合は要注意です。
具体的に「キズなし、ドット抜けなし」と明記されているものを選びましょう。
キーボードの文字が消えていないか、全部のキーが動くか
キーボードは使用感が最も出やすい部分です。
特に「Enter」「Space」「A」などよく使うキーの状態は重要です。
これらが壊れていると、作業効率が大きく下がります。また、キートップが外れていたり、割れていたりするものも避けた方が賢明です。
全てのキーが正常に動作することも販売元に確認しておくようにしましょう。
USBや電源の差し込み口がゆるくないか
差し込み口(端子)の状態は、写真では分かりにくいので要注意です。
USB端子は最低2つは正常に動作すること、電源端子にぐらつきがないこと、HDMI端子が使えること(外部モニター接続用)、イヤホン端子が正常なことを確認しましょう。
「全ての端子の動作確認済み」と明記されているか確認してください。
特に電源端子が緩いと、使用中に電源が切れる恐れがあります。これは致命的な問題なので、必ず確認が必要です。
充電器やねじなど必要な物が全部そろっているか
中古パソコンは付属品が欠けていることがよくあります。
特にACアダプター(充電器)は重要です。純正品でない場合、出力が合わずにパソコンが壊れることもあります。
確認すべき付属品は以下の通りです
- ACアダプター(純正品が理想)
- 底面のネジ(1本でも欠けていないか)
- ゴム足(全て付いているか)
- リカバリーメディア(あれば安心)
底面のネジが欠けていると、内部にホコリが入りやすくなり、故障の原因になります。些細なことのようですが、長く使うためには重要なポイントです。
本体にへこみやヒンジのぐらつきがないか
外観のダメージは、内部への影響も心配されます。角の大きなへこみは落下の可能性が高く、内部の部品にダメージがあるかもしれません。
ヒンジ(画面の付け根)のぐらつきは将来壊れやすいサインです。
本体の歪みは内部基板への影響が心配されます。大きな割れは防水性が低下し、湿気による故障のリスクが高まります。
小さなキズは問題ありませんが、構造に関わる部分の損傷は避けた方が賢明でしょう。
正規品かどうかの確認は必須!中古パソコンで非正規品を購入しないための注意点
中古パソコンの中には、非正規品を販売しているタチの悪いショップも
設定画面で「Windowsは認証されています」と表示されるか
Windowsの正規品確認は、中古パソコン購入で最も重要なポイントの一つです。
非正規品を使うと、セキュリティ更新が受けられず、ウイルスに感染する危険性が高まります。
購入後、最初に確認すべきはWindowsの認証状態です。
スタートボタンを右クリックし、「設定」→「システム」→「バージョン情報」と進み、最下部の「Windowsの仕様」を確認してください。
ここに「Windowsはライセンス認証されています」と表示されていれば正規品です。
もし「認証されていません」と出たら、すぐにお店に連絡してください。
使い続けると、突然使えなくなる可能性があります。
Microsoft公式 – Windows のライセンス認証
説明書やシールで正規ライセンスとわかるか
正規品には必ず証明となるものが付いています。
COAラベル(Certificate of Authenticity)、プロダクトキーカード、デジタルライセンス(最近の機種)などです。
これらが全くない場合は、非正規品の可能性が高いです。
購入前に「正規ライセンスの証明はありますか?」と確認しましょう。
怪しいソフトが最初から入っていないか
非正規品には、怪しいソフトが入っていることがあります。
見知らぬセキュリティソフト、広告が頻繁に出るソフト、中国語などの外国語ソフト、クラック(違法改造)ツールなどです。
これらが入っていたら、すぐに初期化することをおすすめします。
個人情報が盗まれる危険があるからです。正規品のWindowsなら、必要最小限のソフトしか入っていません。
お店にメールで「正規品ですか」と聞き、返事を残す
購入前に「このWindowsは正規品ですか?」とメールで質問し、返信を保存しておくのがおすすめです。
これは後でトラブルになった時の証拠になります。
信頼できるお店なら「正規品です。認証も確認済みです」といった明確な返答があるはずです。
もし正規品でなかった時の返金対応を確認する
万が一、非正規品だった場合の対応も事前に確認しておきましょう。
返品・返金は可能か、返送時の送料はどちらが負担するか、返金までの期間、正規品への交換は可能かなどです。
これらを明記しているお店なら、安心して購入できます。
逆に「正規品の保証はしない」というお店は避けた方が良いでしょう。正規品でないWindowsは、使い物になりません。
使いかた別!あなたの目的にピッタリ合う中古パソコンの探し方
ここでは、使い方別でピッタリのパソコンを探す方法を解説していきます。
詳しく見ていきましょう。
仕事中心なら軽くて電池が長持ちする物を選ぶ
ビジネス用途では、持ち運びやすさと電池持ちが重要です。
重さは1.3kg以下、画面サイズは13~14インチ、バッテリーは実働3時間以上、メモリは8GB以上が理想です。
ThinkPadやLet’s noteなどのビジネス向けモデルは、頑丈で長持ちするのでおすすめです。
見た目は地味ですが、キーボードが打ちやすく、長時間の作業でも疲れにくい設計になっています。
外回りが多い方は、LTE対応モデルも検討してみてください。Wi-Fiがない場所でもインターネットが使えるので便利です。
ネットや動画だけならお手頃モデルで十分
インターネット閲覧やYouTube視聴が中心なら、高性能は必要ありません。
Core i3またはCeleron(新しめ)、メモリ4GB(できれば8GB)、SSD 128GB以上あれば十分です。
この用途なら、企業のリース落ち品がお買い得です。安価で、しっかりした作りのパソコンが手に入ります。見た目は地味ですが、品質は確かなものが多いのです。
画面は15インチ程度あると、動画視聴には見やすくて良いでしょう。音質にこだわる方は、スピーカーの位置や評判も確認してください。
動画編集なら「映像用チップ」が入った物が安心
動画編集には、CPU以外に「グラフィックス」という映像処理専用のチップが重要になります。
Core i5以上(できればi7)、メモリ16GB以上、GeForce GTXシリーズなどのグラフィックス、SSD 512GB以上が必要です。
「ゲーミングPC」として売られている中古品も、動画編集に向いています。
派手な見た目が気にならなければ、コスパは良好でしょう。ただし、ファンの音が大きいものもあるので、静音性も確認してください。
4K動画を扱う場合は、さらに高性能なものが必要です。予算と相談しながら、できるだけ新しい世代のCPUとグラフィックスを選びましょう。
ゲームをするならゲーム向けの専用機種を探す
ゲーム用途は最も高い性能が要求されます。普通のパソコンでは、最新ゲームは動かないことが多いのです。
必要なスペックは、GeForce RTXシリーズのグラフィックス、メモリ16GB以上、大型ファン搭載の冷却性能、500W以上の電源です。
ただし、使用時間が長いものが多いので、状態確認は特に重要です。ファンの異音やグラフィックスカードの不具合がないか、必ず確認してください。
外出が多い人はモバイル通信(SIM)が使える物も便利
Wi-Fiがない場所でも使いたい方は、SIMカードが使えるモデルを選ぶと便利です。
LTE/4G通信対応でSIMカードスロットが搭載されているものを探しましょう。
Surface ProやiPad Proのような2-in-1タイプも、外出先での使い勝手が良いです。
タブレットとしても使えるので、電車の中でも使いやすいでしょう。
ただし、通信料金は別途かかることを忘れないでください。
格安SIMを使えば、月額1,000円程度から利用できます。テザリングと比べて、バッテリー消費が少ないのもメリットです。
【まとめ】中古パソコンを購入して後悔しないためには必ず注意点を確認しましょう
今回は、中古パソコンを購入する際の注意点は、以下の5つです。
- Windows 11がちゃんと動くかお店に聞く
- パソコンの「頭脳」があまり古くないか(発売から5年以内か)
- メモリーが8GB以上あるか、あとで増やせるか
- 保存場所がSSDで、変な音やエラーがないか
- ノートならバッテリーが1時間以上もつか
上記のポイントを抑えなければ後悔してしまいます。



注意点を確認しても自分で選べなそう…
という方は、用途と予算を伝えるだけでプロが中古パソコンを選定してくれる「リズピーシー」にお問い合わせしてみることをおすすめします。
\ 用途と予算を伝えるだけで最適なPCを選んでくれる! /
システム開発会社が販売している安心のリユースパソコン
最後までお読み頂き、ありがとうございました!