
Windows10だから買い替えようと思ってるけど、Windows11の中古パソコンってあるの?
結論、あります。
Windows11には、以下のような対応要件が設けられています。
項目 | 必要な仕様 |
---|---|
プロセッサ | 1GHz以上で2コア以上の64ビット対応 |
メモリ | 4GB以上 |
ストレージ | 64GB以上 |
システムファームウェア | UEFI、セキュアブート対応 |
TPM | バージョン2.0(最重要!) |
グラフィックスカード | DirectX 12以上(WDDM 2.0) |
上記の対応要件を満たしてさえいれば、中古パソコンであっても問題なくWindows11を利用することが可能です。
ただ、パソコンの専門知識が無い方にとって、一番大きなリスクは対応要件を満たしていないのに無理やりWindows11にしたパソコンを購入してしまうという点です。
そんなパソコンを購入してしまうと、以下のようなリスクが考えられます。
- セキュリティ更新プログラムの停止
- TPM2.0・セキュアブート機能の欠如
- システムの突然停止・起動不能
- CPU使用率の異常な高騰
- Microsoft公式サポート対象外



では、どうやったらこのようなリスクを避けられるの?
そんな不安をお持ちの方におすすめの中古パソコンショップが存在します。
それが、システム会社が運用していて、予算と用途に合わせてパソコンのプロが中古パソコンを選定してくれるリズピーシーです。
「パソコンの購入費用を抑えたいけど、失敗してしまわないか不安。」という方は、納得のいくパソコンを選んでもらえるか、お問い合わせだけでもしてみるのがおすすめです。
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Windows11の対応要件を満たしているかチェックする方法
冒頭でもお伝えしましたが、中古パソコンでWindows11を使うには、まず対応要件を満たしているか確認することが大切です。
Windows11は、Windows10よりも厳しいシステム要件があるんです。
特に重要なのが「TPM 2.0」というセキュリティチップの存在です。
これは2018年以降のパソコンには大体搭載されていますが、それ以前の機種では非搭載のことも多いので注意しましょう。
Windows11の最小システム要件
以下の表は、Microsoft公式サイトにあるWindows11の最小システム要件をまとめたものです。
項目 | 必要な仕様 |
---|---|
プロセッサ | 1GHz以上で2コア以上の64ビット対応 |
メモリ | 4GB以上 |
ストレージ | 64GB以上 |
システムファームウェア | UEFI、セキュアブート対応 |
TPM | バージョン2.0(最重要!) |
グラフィックスカード | DirectX 12以上(WDDM 2.0) |



この表を見ただけではわからない…
という方もいらっしゃると思います。
そんな方は、販売元に「このパソコンは、Windows11の対応要件を満たしていますか?」と質問することをおすすめします。
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信頼できる販売店の見分け方と避けるべき購入先
中古パソコンは、どこで買うかがとても重要です。
信頼できる販売店を選ぶことで、トラブルを大幅に減らせます。
良いお店の基準は、以下のとおりです。
- 全商品の動作チェックを行い、内部・外部のクリーニングも済ませている。
- 商品情報も詳細で、スペックが正確に記載され、キズの有無なども写真付きで確認することが可能。
- 保証期間は最低でも1週間以上あり、電話やメールでのサポートも受けられる。
- 初期設定のサポートや使用方法のリモートサポートが受けられる
良いお店は、上記のように中古パソコンであっても安心して利用でき、パソコン操作に不安な方へのサポートも充実しています。
購入前に、上記のようなサービスを実施しているのか、確認してみるのもおすすめです。
一方、避けるべきお店の基準は、以下の通りです。
- 一商品説明が極端に少なかったり、「ノークレーム・ノーリターン」と記載されているようなお店は避けた方が無難です。
- 価格が相場より極端に安い。何か理由がある可能性が高い。
- 初期不良などへの保証を行っていない
上記のようなお店は、メルカリなどの個人間取引やAmazonなどのネットショップにありがちです。
中古パソコンを安心して購入するのであれば、運営元の会社情報がしっかり載っているなどを確認することが大切です。
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中古パソコンで大丈夫?Windows11で起こりがちなトラブルと対策
ここでは、Windows11で起こりがちなトラブルや対策について解説していきます。
詳しく見ていきましょう。
非対応機種に無理やりインストールされたWindows11のリスク
実は、Windows11の要件を満たしていないパソコンでも、特殊な方法でインストールすることは可能です。
しかし、これには大きなリスクが伴います。
非正規インストールの場合、セキュリティ更新プログラムが受けられず、突然起動しなくなる可能性があります。
パフォーマンスも著しく低下し、マイクロソフトのサポートも受けられません。
そのため、



せっかく安くで購入できたのに、逆に高く付いた。
なんてことも起こりうるのです。
最も簡単な見分け方は、「販売元に確認する」「プロにパソコンを選んでもらう」という方法です。
中古パソコンの選定に迷っている方は、ぜひこの方法をお試ししてみてください。
性能が最小限すぎて動きが遅い
Windows11の最小要件を満たしていても、ギリギリ満たしているだけでは、快適に使えないことがよくあります。
よくある症状と対策は、以下のとおりです。
症状 | 原因 | 対策 |
---|---|---|
起動に5分以上かかる | HDDの劣化、メモリ不足 | SSD換装、メモリ増設 |
アプリの切り替えが遅い | メモリ4GBギリギリ | 8GB以上に増設 |
ファイルのコピーが異常に遅い | 古いHDD使用 | SSDに交換 |
動画再生でカクつく | CPU性能不足 | 買い替え検討 |
快適に使うには、メモリ8GB以上、SSD搭載、第8世代Intel Core i3以上のCPUが目安です。
販売店が「サクサク動作」と謳っていても、必ず具体的なスペックを確認してください。
もし購入後に動作が遅いと感じたら、販売元や近くのパソコンショップに相談してみることをおすすめします。
Windows11の中古パソコンを購入するときに気にするべき保証・サポート内容
ここでは、Windows11の中古パソコンを購入するときに気にするべき保証・サポート内容について解説していきます。
詳しく見ていきましょう。
初期不良対応は何日間?保証期間をしっかり確認しよう
中古パソコンの保証期間は販売店によって大きく異なります。
保証なしの商品は価格が安いですが、初期不良のリスクを考えると避けた方が無難です。
中古パソコンは、初期不良が起こる可能性もあるので、最低でも7日間以上の保証がある商品をおすすめします。
保証内容の内容にハードウェアの自然故障や初期不良(電源が入らない、画面表示不良など)が対象になっているか確認しましょう。
一方で、お客様の過失による故障は、基本的に保証対象外なので、注意が必要です。
また、故障時の対応方法も重要です。
修理対応か交換対応か、送料はどちらが負担するか、代替機の貸出はあるかなど、事前に確認しておきましょう。
送料は往復で数千円かかることもあるので、特に注意が必要です。
サポートがあるショップを選ぶメリット
パソコンに詳しくない方こそ、技術サポートが充実したショップを選ぶべきです。
- 良いサポートがあれば、Windows11の初期設定から必要なソフトのインストール、セキュリティ設定まで相談できます。
- 「電源が入らない」「Windows Updateができない」といったトラブル時も、専門スタッフが丁寧に対応してくれるでしょう。
サポート体制は、電話サポート(平日営業時間内)、メールサポート(24時間受付)、リモートサポート(画面共有での操作支援)などがあります。
購入前に「Windows11の設定で分からないことがあったら相談できますか?」と聞いてみると、そのショップのサポート品質が分かります。
返品・交換条件は購入前に必ずチェック
中古品は個体差があるため、思っていたものと違う場合があります。
返品・交換条件を事前に確認しておくことが大切です。
一般的に、商品説明と明らかに異なる場合や動作不良がある場合は返品可能ですが、「イメージと違った」「他で安いものを見つけた」といった理由では返品できないことが多いです。
確認すべきポイント
- 返品可能期間(商品到着後何日以内か)
- 返品時の送料負担(初期不良は販売店負担が一般的)
- 返金方法とタイミング
- 開封後の返品可否
- 同等品との交換や差額での上位機種への変更可否
特に注意したいのは、「クーリングオフ」は通信販売には適用されないということ。
ショップ独自の返品ポリシーをよく確認することが重要です。
Windows11搭載中古パソコン「安すぎる」ものでも大丈夫?



安すぎる中古パソコンがあるけど、購入しても大丈夫かな?
そんな方のために、以下の3つについて解説していきます。
詳しく見ていきましょう。
格安Windows11中古パソコンに潜む3つのリスク
安すぎる中古パソコンのリスクとして、以下の3つが考えられます。
リスク | 詳細 |
---|---|
ライセンスの問題 | 体験版や評価版のWindows11、不正なライセンスキーの使用、企業向けボリュームライセンスの不正使用などがあります。これらは一定期間後に使えなくなったり、セキュリティ更新が受けられなくなったりします。商品説明に「正規版Windows11」「永続ライセンス」と明記されているか必ず確認してください。 |
ハードウェアの寿命 | HDDの使用時間が2万時間を超えていたり、バッテリーが充電できなかったり、冷却ファンから異音がしたりと、部品が寿命間近の可能性があります。特にHDDは消耗品なので、販売時点で既に故障寸前かもしれません。 |
性能不足による使用制限 | 最小スペックギリギリでは、Windows Updateに1時間以上かかったり、ブラウザのタブを3つ開くと固まったり、セキュリティソフトを入れると激重になったりします。結局、メモリ増設やSSD換装が必要になり、追加費用がかさむことも多いのです。 |
せっかく安く購入しても、全然使い物にならなければ意味がないですよね。
個人間取引やAmazonなどのネットショップで起こる可能性があるので、会社情報やサービス内容がしっかりしているショップで購入するのが安心です。
Officeソフトが含まれていない場合の追加費用
製品名 | 価格 | 支払い形式 | 主なアプリ | 利用可能デバイス数 | 商用利用 | クラウドストレージ | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Microsoft 365 Personal | 月額 2,130円 年額 21,300円 | サブスクリプション | Word, Excel, PowerPoint, Outlook, OneNote, Access, Publisher など(常に最新版) | 最大 5 台に同時サインイン | 可能 | 1 TB OneDrive | テクニカルサポート、AI 機能付き |
Office Home & Business 2024 | 43,980 円(買い切り) | 永続ライセンス | Word, Excel, PowerPoint, Outlook, OneNote | 2 台(Windows/Mac) | 可能 | なし | 一度購入すれば追加料金なしで利用可能 |
Office Home 2024 (旧 Office Personal 2024 相当) | 34,480 円(買い切り) | 永続ライセンス | Word, Excel, PowerPoint, OneNote | 2 台(Windows/Mac) | 可能 | なし | Outlook を含まない。販売店により「Office Personal 2024」と表記される場合あり。 |
Microsoft公式 – Microsoft 365 の比較
キズなどの訳ありや送料などの隠れ費用が存在する可能性がある
端末代金があまりにも安い場合、本体代金とは別で発生する費用もあります。
以下の表は、追加で掛かる可能性のある費用をまとめたものです。
区分 | 項目 | 目安費用・内容 | 注意点・備考 |
---|---|---|---|
送料 | デスクトップ PC | 2,000〜3,000 円 | 離島・沖縄は追加料金の可能性あり |
ノート PC | 1,000〜2,000 円 | 同上 | |
オプション費用 | 代金引換手数料 | (店舗により異なる) | 支払方法による追加コスト |
初期設定代行 | 3,000〜5,000 円 | 事前に作業範囲を確認 | |
延長保証 | 商品価格の10〜20 % | 保証内容・期間を要確認 | |
訳あり特価商品の注意点 | 代表的な症状 | 天板キズ・ヘコミ/キーボード文字消え/DVDドライブ故障/USBポート一部不良 など | 必要な機能が使えるか商品説明を要確認 |
これを知らずに購入してしまうと、予算オーバーになってしまう可能性もありますので、注意しましょう。
中古パソコンでWindows11を快適に使うための推奨スペック
ここでは、中古パソコンでWindows11を快適に使うための推奨スペックについて解説していきます。
詳しく見ていきましょう。
Windows11を快適に動かすためのメモリ容量の目安
メモリは、パソコンの快適さを大きく左右する重要な部品です。
Windows11自体が2~3GB使用し、ブラウザでタブを10個開くと2GB程度、セキュリティソフトで0.5~1GB使用することを考えると、8GBが快適に使える最低ラインと言えるでしょう。
4GBではネット閲覧とメール程度が限界で、8GBあれば一般的な事務作業や動画視聴が快適にできます。
16GBあれば複数アプリの同時使用や軽い画像編集も余裕を持って行えます。
メモリが不足すると、アプリの切り替えが遅くなったり、「応答なし」が頻発したり、ファンが常に高速回転したりします
中古パソコンを選ぶ際は、後からメモリを増設できるかも確認しておくと良いでしょう。
初心者でもわかる!CPUとストレージ選びで失敗しないポイント
ここでは、CPUとストレージについて目安をまとめましたので、ぜひ参考にされてください。
CPUは「名前」と「世代」の数字を見るだけで、おおよその性能が分かります。
たとえば Core i5-8250U の 8 は「第8世代」を示します。第8世代以降なら普段使いが快適です。
CPU名 | 世代・型番の目安 | 性能イメージ | おすすめ度 |
---|---|---|---|
Celeron / Pentium | 第8世代以下が多い | ネット閲覧程度なら可 動作は遅め | ★☆☆(非推奨) |
Core i3 | 第8世代以上を選ぶ | Office作業など最低限 | ★★☆(最低限) |
Core i5 | 第8世代以上推奨 | 動画視聴も快適 | ★★★(標準) |
Core i7 以上 | 第8世代以上推奨 | 画像編集・ゲームも余裕 | ★★★★(快適) |
ストレージは SSD を選ぶだけで体感速度が大幅アップ します。起動時間やファイルの読み書きが速く、Windows 11 の動作にも最適です。
ストレージ種類 | 起動時間の目安 | 特徴 | 容量の目安 |
---|---|---|---|
HDD | 2〜3 分 | 安価だが動作は遅い | — |
SSD | 20〜30 秒 | 静かで高速、衝撃に強い | 256 GB(最低限) 512 GB(標準) |
写真や動画をたくさん保存する場合は 1 TB 以上の SSD も検討しましょう。これらのポイントを押さえれば、初心者でも失敗しないパソコン選びができます。
用途別おすすめスペック(事務作業・動画視聴・軽いゲーム)
ここでは、用途別でおすすめのスペックについて見ていきましょう。
「パソコンで何がしたいか」を基準に検討されてみてくださいね!
用途別おすすめスペック(中古パソコン/Windows 11 対応)
用途 | 推奨 CPU | メモリ | ストレージ | グラフィック | 予算目安 |
---|---|---|---|---|---|
事務作業メイン (Word・Excel・メール・Zoom) | Intel Core i3(第8世代以降) または AMD Ryzen 3 | 8 GB | SSD 256 GB | 内蔵 GPU | 3〜5 万円 |
動画視聴・エンタメ中心 (YouTube・Netflix・写真管理) | Intel Core i5(第8世代以降) または AMD Ryzen 5 | 8 GB | SSD 512 GB | 内蔵 GPU | 4〜6 万円 |
軽いゲーム (ブラウザゲーム・軽め3D) | Intel Core i5(第10世代以降) | 16 GB | SSD 512 GB | 内蔵でも可 | 5〜8 万円 |
中古パソコンで Windows 11 を快適に長く使うコツは、上表のように「用途より少し余裕があるスペック」を選ぶことです。
最小要件ギリギリではなくワンランク上を選べば、数年後までストレスなく使えます。
まとめ:Windows11が使える中古パソコンは選び方さえ間違えなければ大丈夫!
中古パソコンでも、Windows11を利用することは可能です。
しかし、対応要件をしっかり確認したり、お店選びや機種選び・保証やサポートなどをしっかり確認しなければ後悔につながるかもしれません。
もし、お店選びや機種選びが不安な方は、システム開発会社が運営しているリズピーシーに相談されてみることをおすすめします。
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最後までお読み頂き、ありがとうございました。