【見落としがち】再生パソコンはどこで買う？リユースパソコンとの違いも解説

そんなお悩みを解決します。

まず、新品にこだわらない方が知っておくべきなのが、「再生パソコン」と「リユースパソコン」の違いです。

比較項目	再生パソコン (リファービッシュ／整備済み)	リユースパソコン (中古そのまま再利用)
定義	メーカーや専門業者が分解・部品交換・再組立てを行い、初期不良テストまで済ませて出荷する再生品	前ユーザーから買い取られた状態をクリーニング ＋ 動作確認のみで再販売する中古品
整備・検査レベル	ストレージ初期化、OSクリーンインストール、摩耗部品交換など新品同等を目指す	ストレージ初期化、基本動作チェック、部品交換は最低限または無し
外観	キズ・ヘコミは目立つものを補修し、美観を向上	クリーニング止まり。小キズ・擦れは残ることが多い
保証	3〜12か月など長めの保証が付くケースが多い	1〜30日など短期保証、店舗により異なる
価格帯	新品より20〜40％安いが、リユースより高め	再生よりさらに低価格（相場は新品の30〜70％オフ）
おすすめユーザー	新品品質を求めつつ費用を抑えたい個人・法人	とにかくコスト重視で外観にこだわらないユーザー

上記の表から分かることは、コスト重視で外観にこだわらない方にとってはリユースパソコンが向いているということです。

また、それぞれどこで買うかですが、ショップの信頼性やサービス面で選ばなければ後悔してしまう可能性があります。

以下の表は、おすすめの再生パソコンショップ・リユースパソコンショップをまとめたものです。

それぞれに特徴がありますので、「自分に合いそう！」と思えるショップで購入するのがおすすめです。

再生パソコンをどこで買うか迷ってる人必見！優良な中古パソコンショップの選び方

ここでは、再生パソコンまたはリユースパソコンをどこで買うか迷っている方のために、ショップの選び方について解説しています。

詳しく見ていきましょう。

運営企業の情報で信頼度をチェックする方法

まず最初にチェックすべきは、ショップを運営している企業情報です。

理由は、基本情報すら確認できないショップは信頼性も薄く、トラブル時の対応も不安です。

そのため、最低でも以下の内容を公式ホームページや会社概要から確認しておくのがおすすめです。

とくに、問い合わせがメールなどでしかできない場合、トラブルが起きた時の対応にも時間がかかってしまいます。

後悔しないためにも、このひと手間を省かないようにしましょう。

保証期間とサポート体制を見比べよう

次に重要なのが保証期間とサポート体制です。

正直に言いますと、中古パソコンは新品と比べて故障リスクが高いのは事実です。

だからこそ、保証内容が充実しているかどうかが重要になります。

基準として、最低でも7日以上の保証期間を設けているお店を選びましょう。

また、保証内容も「初期不良のみ」なのか「通常使用での故障も対象」なのかをしっかり確認することが大切です。

サポート体制については、電話対応の有無、営業時間、リモートサポートの有無などをチェックしておきましょう。

特に初心者の方は、購入後の設定サポートまで行ってくれるショップがおすすめです。

このような手厚いサポートがあるかどうかも、優良店を見分ける重要なポイントです。

クリーニングや検査基準の透明性を確認

最後に確認すべきは、クリーニングや検査の基準です。

実は、この部分こそが再生パソコンの品質を大きく左右する要素なんです。

例えば、以下のような工程を経て出荷しているショップもあります。

もし、上記のような工程がホームページなどに記載されていない場合は、購入前に販売元へ確認するのもおすすめです。

再生パソコンはどこで買うかを決めたあとに知っておきたい！パソコンの選び方

信頼できるショップを見つけたら、次は自分に合ったパソコン選びです。

ここでは、「どんなパソコンを選んだらよいのだろう？」という方のために、パソコンの選び方について解説していきます。

詳しく見ていきましょう。

在宅ワーク向け！サクサク動くおすすめスペック

在宅ワークで使うパソコンは、複数のアプリケーションを同時に起動することが多いため、ある程度のスペックが必要です。

私がおすすめする最低限のスペックは、以下の通りです。

特に重要なのがメモリとSSDの組み合わせです。

ZoomやTeamsなどのビデオ会議ツールを使いながら、ExcelやWordを開いて作業することを考えると、メモリは8GBでは少し心もとないので、できれば16GBあると安心です。

また、HDDではなく必ずSSDを選んでください。

起動時間が圧倒的に速く、作業効率が格段に上がります。

画面サイズは、長時間の作業でも目が疲れにくく、複数のウィンドウを開いての作業もしやすい13インチ以上を選ぶのがおすすめです。

予算の目安は3〜7万円程度。この価格帯で十分実用的なパソコンを探してみると良いでしょう。

動画編集やゲームを楽しむならグラフィック重視

以下の表は、動画編集やゲームを快適に楽しむために必要な性能についてまとめたものです。

項目	最低ライン	おすすめ・快適ライン	ポイント解説
GPU（グラフィックボード）	GeForce GTX 1050	GTX 1660／RTX 3050 以上	動画の書き出しや最新ゲームを高速処理できるかを左右
CPU	Core i7 第8世代	Core i7 第10世代～／Ryzen 7 相当	エンコード速度や同時作業のサクサク感を決定
メモリ	16 GB	32 GB	プレビュー再生や多レイヤ編集でカクつきを防止
ストレージ（OS/アプリ用）	NVMe SSD 512 GB	NVMe SSD 1 TB	読み書き速度が高いほど起動・書き出しが短縮
ストレージ（データ保存用）	—	HDD 1 TB 以上（別ドライブ）	素材・完成データをまとめて保管し作業SSDを軽く保つ
ディスプレイサイズ	15.6 inch	17.3 inch＋外部モニター	タイムラインやUIを広く表示できると効率UP
解像度	フルHD 1920×1080	WQHD 以上	高解像度ほど細部確認が楽
色域（sRGBカバー率）	—	90 % 以上	色補正や配信映像の色ズレ防止
リフレッシュレート (ゲーミング向け)	—	120 Hz 以上	高速表示で残像を軽減し勝率UP
想定予算	5～10 万円 (中古)	—	新品同等スペックが半額以下で入手可能

動画編集やゲームを快適に楽しむには、一般的なビジネス用パソコンより高い描画性能と大容量メモリが欠かせません。

中でも独立GPUは必須で、GTX1050が最低ラインとなります。

最新タイトルや4K編集も視野に入れるなら、GTX1660やRTX3050クラスを選ぶと安心です。

CPUはCore i7 第8世代以上、可能なら最新世代を狙いましょう。

メモリは16GBでも動きますが、プラグインや複数アプリを開く場面を考えると32GBあるとストレスが激減します。

ストレージはNVMe SSDが標準。512GBでは素材であっという間に埋まるため、作業用とは別に大容量HDDを追加するか、1TB SSDモデルを選択すると運用が楽です。

ディスプレイは15.6インチ以上・フルHDが前提です。色調整が必要なクリエイターならsRGB 90％超のパネルを、FPSゲーム中心なら120Hz以上の高リフレッシュレートを重視してください。

中古市場ならこのクラスでも5〜10万円で狙えます。新品で20万円クラスの構成を半額以下で手に入れられるため、費用対効果は抜群です。

長く安心して使うためのバッテリー＆OSチェック

再生パソコンを長く使うために最も重要なのが、バッテリーとOSのチェックです。

バッテリーは消耗品なので、中古パソコンの弱点とも言える部分。

購入前に必ず「バッテリーの劣化度」を確認しましょう。

設計容量に対して現在の容量が70%以上残っていれば合格ライン。

50%以下の場合は、ACアダプター常時接続での使用を前提にするか、バッテリー交換を検討しましょう。

OSについては、Windows11対応が重要なポイント。

2025年10月にWindows10のサポートが終了するため、Windows11にアップグレードできるかどうかは必ず確認してください。

TPM2.0対応、UEFI対応、SecureBootなどの要件を満たしているかチェックが必要です。

また、正規のWindowsライセンスが付属しているかも重要。格安の再生パソコンには違法なライセンスが使われている場合もあるので注意が必要です。

上記の内容について不安を感じる場合は、購入前に販売元へ確認することをおすすめします。

再生パソコンをどこで買うか迷ってる人が把握しておくべき！リユースパソコンの違い

「再生パソコン」「リユースパソコン」「中古パソコン」など、似たような言葉がたくさんあって混乱される方も多いと思います。

実は、これらには明確な違いがあるんです。

ここでは、それぞれの特徴と選び方のポイントをご説明します。

それでは、詳しく見ていきましょう。

「再生」と「リユース」の定義はここが違う

項目	再生パソコン (リファービッシュ)	リユースパソコン (中古そのまま)
整備内容	不具合部品を交換し、OSを クリーンインストール	動作確認とクリーニングのみ
部品交換	必要に応じて キーボード・SSD等を新品へ	基本的に交換なし
OS状態	まっさらな状態で提供	前ユーザー設定が 残る場合もある
保証期間	長め（数か月〜1年）	短め（数日〜1か月）
価格	やや高め	安価
おすすめ	初心者・安心重視の方	経験者・コスト重視の方

再生パソコンは部品交換やOS再インストールまで行われるため、新品に近い品質と長期保証が魅力です。

価格は少し高めですが、パソコンに詳しくない方やトラブルを避けたい方に最適です。

一方、リユースパソコンは基本的な動作チェックやクリーニングなのでコスト重視の方向けとなります。

多少のリスクを理解しつつ、予算を抑えたい方に向いています。

「安心感を取るか、価格を取るか」で選ぶようにしましょう。

表記よりショップ品質を見極めよう

結局のところ、「再生」「リユース」「中古」といった表記よりも、そのショップがどれだけ真摯に商品と向き合っているかが重要です。

同じ「再生パソコン」と謳っていても、A店では20項目の検査を行い、B店では5項目しか行っていないということもあります。

私がおすすめする見極め方は、まず商品ページの詳細度や販売元へ質問した際の対応をチェックすることです。

スペック表記が詳細で、実際の商品写真が多数掲載されているショップは信頼できます。

また、「なぜこの価格なのか」を明確に説明できるショップも優良店の証です。

例えば「バッテリー劣化」「天板に傷あり」など、マイナス面も正直に開示しているかどうかがポイントです。

さらに、問い合わせへの対応速度と質も重要な判断材料です。

専門知識を持ったスタッフが丁寧に回答してくれるショップなら、購入後のサポートも期待できます。

表面的な名称に惑わされず、そのショップの姿勢を総合的に判断することが、良い買い物をする秘訣です。

再生パソコンをどこで買うか決める前に比較したい！ネットショップと実店舗の違いとは

ここでは、ネットショップと実店舗の違いについて解説していきます。

あなたにとって、どちらが向いているのかを考えながら読み進めてみてくださいね。

ネットの強み：在庫数と価格がひと目で比較

以下の表は、ネットの強みと実店舗を比較したものです。

比較ポイント	ネットショップ	実店舗	備考・注意点
在庫規模	数千台以上も可能	50〜100台程度に制限	展示スペースの制約を受けない
価格比較のしやすさ	価格比較サイトで最安を即検索	店舗間を回る手間と時間が必要	「同一機種・最安値」を簡単に把握
検索・絞り込み機能	「Core i5／8GB以上／3万円以下」など詳細検索が可能	店員に相談しながら探す	条件一致の商品が瞬時に見つかる
営業時間	24時間いつでも購入	営業時間内のみ	仕事が忙しい人でも深夜・早朝に購入可
レビュー確認	購入者レビューを多数参照	実際の使用感は聞きづらい	第三者の評価を商品選びの判断材料に
実物確認	できない	可能	写真・説明・返品ポリシーの確認が必須

ネットショップの最大の強みは、圧倒的な在庫数と価格比較のしやすさです。

検索機能も充実していて、「Core i5」「メモリ8GB以上」「3万円以下」といった条件で絞り込めば、希望に合った商品が簡単に見つかります。

さらに、24時間いつでも購入できるのも大きなメリット。

仕事が忙しい方でも、深夜や早朝にゆっくり商品を選べます。

レビュー機能で実際の購入者の声も確認できるので、商品選びの参考になります。

ただし、実物を見られないというデメリットもあるので、商品説明や写真の充実度、返品ポリシーの確認は必須です。

実店舗のメリット：触って試せる安心感

以下の表は、実店舗の強みとネットショップを比較したものです。

比較ポイント	実店舗	ネットショップ	備考・注意点
実物確認	キーボードの打鍵感や画面の発色をその場で体感	写真・動画のみ	30分程度の試用が可能な店もある
スタッフサポート	横について操作説明・機種提案	チャットやメール対応が中心	初心者は対面サポートで安心
購入直後のサービス	初期設定やデータ移行を即日実施	自分で設定する必要あり	買ってすぐ使い始められる
故障時対応	店舗に持込 → その場で診断	返送手続きが必要	顔の見える関係で安心感が高い
個別提案	地域密着でニーズを細かく把握	レビューやおすすめ表示で自分で選択	常連客にはカスタム提案も
営業時間	来店は営業時間内のみ	24時間購入可	仕事帰りに寄れない場合も
在庫規模	50〜100台程度	数千台以上	欲しいモデルが欠品の可能性

実店舗の一番の強みは、実物の確認ができたり、スタッフの方から直接話しを聞いて決められるところです。

しかし、固定費がネットよりも掛かっていることでパソコン自体の値段も高くなってしまいます。

値段重視でいくのか否かで、購入場所を選ぶようにしましょう。

上手に使い分け！店頭チェック→ネット購入の裏技

私がお客様におすすめしているのが、実店舗とネットショップの「いいとこ取り」をする方法です。

まず実店舗で実物を確認し、キーボードの感触や画面の見やすさや重さなどをチェックして、気に入った機種の型番をメモして、ネットで最安値を探すという流れです。

これなら実物を確認した安心感と、ネットの価格メリットの両方を享受できます。

ただし、この方法を使う際のマナーとして、実店舗のスタッフの時間を必要以上に取らないよう配慮は必要です。

また、実店舗で購入するメリットもあります。

例えば、初期設定込みの価格だったり、独自の延長保証が付いていたり、地域限定の特典があったりする場合は、トータルで見ると実店舗の方がお得なこともあります。

価格重視ならネット、サービス重視なら実店舗と、目的に応じて使い分けることが賢い買い物の秘訣です。

再生パソコンをどこで買うか悩んでいる人のよくある質問

ここでは、再生パソコンをどこで買うか悩んでいる人のよくある質問にお答えしていきます。

これらは本当に多くの方が気にされているポイントなので、購入前の参考にしてください。

中古でもウイルスの心配はないの？

結論から言えば、信頼できるショップで購入すれば、ウイルスの心配はありません。

なぜなら、再生パソコンではOSを完全にクリーンインストールするからです。

個人売買や怪しい業者から購入する場合は要注意です。

OSの再インストールをせずに、単純な初期化だけで販売している場合もあります。

購入時は必ず「OSはクリーンインストールされていますか？」と確認しましょう。

また、購入後も定期的なWindows Updateとウイルス対策ソフトの導入は必須です。

Windows11は問題なく動きますか？

2025年10月にWindows10のサポートが終了することもあり、Windows11への対応は重要な選択基準です。

Windows11にはTPM2.0、UEFI、SecureBoot対応など、いくつかの要件があります。

第8世代以降のIntel Coreプロセッサーなら基本的に対応していますが、第7世代以前は要注意です。

すでにWindows11がインストールされている再生パソコンなら安心ですが、Windows10の場合は無料アップグレードできるかの確認が必要です。

Windows11非対応でも、2025年10月まではWindows10を問題なく使用できます。

その後も、セキュリティリスクを理解した上でオフライン用途なら使い続けることは可能です。

ただし、インターネットに接続する用途なら、Windows11対応機種を選ぶことを強くおすすめします。

配送料やサポートはあるの？

配送料については、ショップによって対応が分かれます。

大手のネットショップでは「〇〇円以上送料無料」というケースが多く、再生パソコンなら大体該当します。

梱包も重要なポイントで、輸送中の破損を防ぐために、専用の箱と緩衝材でしっかり保護して配送してもらうことも可能です。

ネット購入の場合も、電話やリモートでのサポートを提供しているショップを選びましょう。

特に法人のお客様や、複数台購入される場合は、こうしたサービスの有無も重要な選択基準になります。

まとめ：再生パソコンかリユースパソコンを比べてからどこで買うか決めよう

以下の表は、再生パソコンとリユースパソコンを比較したものです。

比較項目	再生パソコン (リファービッシュ／整備済み)	リユースパソコン (中古そのまま再利用)
定義	メーカーや専門業者が分解・部品交換・再組立てを行い、初期不良テストまで済ませて出荷する再生品	前ユーザーから買い取られた状態をクリーニング ＋ 動作確認のみで再販売する中古品
整備・検査レベル	ストレージ初期化、OSクリーンインストール、摩耗部品交換など新品同等を目指す	ストレージ初期化、基本動作チェック、部品交換は最低限または無し
外観	キズ・ヘコミは目立つものを補修し、美観を向上	クリーニング止まり。小キズ・擦れは残ることが多い
保証	3〜12か月など長めの保証が付くケースが多い	1〜30日など短期保証、店舗により異なる
価格帯	新品より20〜40％安いが、リユースより高め	再生よりさらに低価格（相場は新品の30〜70％オフ）
おすすめユーザー	新品品質を求めつつ費用を抑えたい個人・法人	とにかくコスト重視で外観にこだわらないユーザー

品質を求めるなら再生パソコン、費用をなるべく抑えるのであればリユースパソコンがおすすめです。

以下の表は、再生パソコン・リユースパソコンを購入するおすすめのサイトについてまとめたものです。

ご自身にとって、どちらが良いのかを考えてからショップを選ぶようにしましょう。

最後までお読み頂き、ありがとうございました！