第11話 検索結果と対象レコードについて
エヌ・ケイ・カスタマイズの福山でございます。前回まで、色々な検索方法についてご紹介させて頂いてきましたが、今回は検索した結果と検索後の対象レコードについてご紹介したいと思います。
以下の記事は、FileMaker Master Book 初級編(バージョン 19 対応)より、
Claris FileMaker 公式トレーニング教材
「6.2.7 検索結果と対象レコード(130ページ)~」を元に掲載しています。
この文献から、検索結果(対象・対象外レコード)と除外について学びました。文献の執筆者、関係者の方々に深謝いたします。
なお、このブログ記事の趣旨は、弊社所属スタッフの FileMaker 学習の成果を公開することを目的とし、同時に、参考文献の内容の紹介に資するものであることを Claris International Inc. が確認しています。
検索を実行すると、次の状態になります。
・ 条件に一致したレコードが対象になる(対象レコード)
・ 一致しないレコードは除外されて対象外になる(対象外のレコード)
対象と対象外のレコードは背中合わせの関係です。簡単に切り替える事ができます。
対象外のレコードを表示する方法を2つ紹介いたします。
例)鹿児島以外の人を対象レコードとして表示させる。
方法1.メニュー → [レコード] → [対象外のみを表示] を選択
鹿児島で検索対象外のレコードが表示されました。
方法 2.ステータスツールバーの円グラフをクリックします。
同じように対象外のレコードが表示されました。検索条件に「除外」を指定して検索実行すると、「含める」を指定して検索実行後に対象外と切り替える、の 2 つの操作は結果的に同じ対象レコードを表示していることになります。
今回は、検索結果と対象レコードについてご紹介させていただきました。
また、次回もよろしくお願いいたします。
参考文献:Claris FileMaker 公式トレーニング教材 から、「FileMaker Master Book 初級編」 等を参考にしています
https://content.claris.com/fmb19_reg-ja