Claris FileMaker 19の動作環境について

お世話になっております。
株式会社エヌ・ケイ・カスタマイズの久保でございます。

数回にわたって、 Claris FileMaker 19 について、
記事にして参りました。

今回は、少し初歩的な部分に戻りまして、
「動作環境」に重点を置き、変更点を記載していきたいと思います。

直接的な技術面ではないものの、開発していく上で、
非常に大事な点であると考えております。

こんなところまで!と、小さな気づきがあれば幸いです。

動作環境の変更点~ Claris FileMaker 19~

アプリケーション起動時にデフォルトで開くファイルを自由に設定できます

以前のバージョンでは、インストール時に Assisted Install.txt の設定変更により、
アプリケーション起動時にデフォルトで開くファイルを設定できました。

しかし一度設定したファイルパスを変更する場合はアプリケーションの再インストールが必要でしたが、
新バージョンからは環境設定からいつでも変更できるようになりました。

Windows 向け 32bit版の廃止となります。

Windows 10が主流となってきておりますので、仕方がないといえばそれまでですが、
過去のスペックをお使いのクライアント様は多くいらっしゃいますので、注意が必要です。

デスクトップ向けアプリケーションから Advanced の文字が消えました

Advanced のツールメニューは従来どおり機能致します。
現在、Get(アプリケーションバージョン)は 「Pro 19.0.1」です。

ランタイム作成機能がついに廃止となりました。

過去に、ランタイムが廃止となる旨の記事をかいております。
今後無料で配布するローカルアプリケーションは、バージョン18以下でランタイムを作成するか、
iOS 向けアプリの Claris FileMaker Go を使用してもらう必要がございます。

以上になります。
Claris FileMakerのロゴも変更になりましたが、
今回の Claris FileMaker 19では様々な事柄が変更となっております。

またの機会に記事にさせていただきます。