第12話 検索条件の再利用
エヌ・ケイ・カスタマイズの福山でございます。今回からまたClaris FileMakerのブログを再開したいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
今回は、検索条件の再利用についてご紹介したいと思います。Claris FileMakerでは、検索モードで検索を実行すると最後に実行した検索の検索条件の再利用が可能です。
以下の記事は、FileMaker Master Book 初級編(バージョン 19 対応)より、
Claris FileMaker 公式トレーニング教材
「6.2.9 検索条件の再利用(131ページ)~」を元に掲載しています。
この文献から、検索条件の再利用と検索履歴について学びました。文献の執筆者、関係者の方々に深謝いたします。
なお、このブログ記事の趣旨は、弊社所属スタッフの FileMaker 学習の成果を公開することを目的とし、同時に、参考文献の内容の紹介に資するものであることを Claris International Inc. が確認しています。
最後におこなった検索の表示(再検索)
一度検索を実行後に、再度検索モードに切り替えてまた条件を指定するのではなく、直前に実行した条件が再表示された検索モードへ切り替える事ができます。一度検索してみます。
・検索モードに切り替えます。
・顧客一覧より、『男』『20代から30代』『鹿児島』で」検索します。
2件が検索されました。
検索した後に[レコード] - [検索条件を変更 …]メニューを選択します。
検索モードになり先ほど検索した条件が再現 されます。
また、最近おこなった検索条件は[最近使った検索]として自動的に記憶されています。ここから検索を行うこともできます。
・ [レコード] - [保存済み検索] メニューで表示される「最近使った検索」から選択します。
・ 選択した検索が実行されます。
年齢が30から35までの方が検索されます。
一度使った検索条件が保存されて、それを再利用することができることを今回はご紹介させて頂きました。
また次回もよろしくお願いいたします。
参考文献:Claris FileMaker 公式トレーニング教材 から、「FileMaker Master Book 初級編」 等を参考にしています
https://content.claris.com/fmb19_reg-ja