第92回  セキュリティアカウント毎にレイアウトを変更する

こんにちは。エヌ・ケイ・カスタマイズの尾﨑です。

ランニングをしていますが、全然効果が出ず、どうしてもサボりがちになってしまいますが、
今週末は健康診断があるため、最後の悪あがきをしようと思います。
何事も継続が大事ですね。

今回は、【セキュリティ】 によって表示するレイアウトの切り替えを行います。

以下の記事は、Claris FileMaker 関数・スクリプトガイド(バージョン 19 対応)より、
「5.ユーザごとにレイアウトを変更する(786ページ)」を元に掲載しています。

この文献から、アクセス権セットとスクリプトを使って画面遷移を制御する方法について学びました。文献の執筆者、関係者の方々に深謝いたします。

なお、このブログ記事の趣旨は、弊社所属スタッフの Claris FileMaker 学習の成果を公開することを目的とし、同時に、参考文献の内容の紹介に資するものであることを Claris International Inc. が確認しています。

Claris FileMaker 公式トレーニング教材

目的


管理職、一般職、経理、人事等の権限によって表示するレイアウトの切り分けを行いたいときに使用します。
システムを操作する方によって、見たいものが異なるため、メニュー画面等でも使用できます。

実装

管理者と一般用のレイアウトがあります。
背景灰色のフィールドは編集不可となっています。

・管理者画面


・一般用画面


・セキュリティ管理画面


・詳細に遷移する際のスクリプト

結果

システムにログインするセキュリティアカウントで表示する画面を切り替えることができました。
複数人が使用するシステムでは権限制御は必須となりそうですね。
レイアウトを切り分けなくても、オブジェクトの隠す条件に入れることでも対応できるので
工夫次第で色々なパターンで実装できそうですね。


それでは、来週もよろしくお願い致します。




参考文献:
Claris FileMaker 公式トレーニング教材 から、「Claris FileMaker 関数・スクリプトガイド」 等を参考にしています
https://content.claris.com/fmb19_reg-ja