第102回 ラジオボタンで複数選択できないようにする

こんにちは。エヌ・ケイ・カスタマイズの尾﨑です。


【鹿児島ユナイテッドFC】が現在J3で首位です!!
オフィシャルスポンサーの弊社としても、サッカーをしていた自分自身としても
地元のチームが活躍している姿を見ると嬉しいですね。
何事も続けることが大事だと思いますので、仕事もダイエットも頑張ります!

以下の記事は、Claris FileMaker 関数・スクリプトガイド(バージョン 19 対応)より、
「15.ラジオボタンで複数選択できないようにする(808ページ)」を元に掲載しています。

この文献から、「ラジオボタン」での誤入力(複数選択)を防ぐための方法を学びました。文献の執筆者、関係者の方々に深謝いたします。

なお、このブログ記事の趣旨は、弊社所属スタッフの Claris FileMaker 学習の成果を公開することを目的とし、同時に、参考文献の内容の紹介に資するものであることを Claris International Inc. が確認しています。

Claris FileMaker 公式トレーニング教材



今回はラジオボタンの【複数チェック】をさせないように制御を行います。
【ラジオボタンは1つしか選択できないでしょ!?】と思う方が多いと思いますが、ある操作を行うことで複数選択ができてしまうのです、、、
想定していない値が入る可能性があるため、そちらの制御を覚えていきましょう!

ラジオボタンの複数選択

シフトキーを押しながらクリックすると複数チェックができてしまいます。


考え方

フィールドオプションの[入力値の自動化]を使う方法と、スクリプトトリガを使う方法の2つがあります。

関数・スクリプト実装例

1.フィールドオプションの[入力値の自動化]タブの[計算値]の中に【GetValue ( Self ; 1 )】を設定します。
 【フィールドに既存の値が存在する場合は置き換えない】のチェックを外します。
 こうすることで改行区切りで持っている値の1行目の値を設定します。


2.ラジオボタンを設定したフィールドにスクリプトトリガ(OnObjectModify)を設定します。
 アクティブなフィールドの内容に改行区切りのデータがあった場合、ダイアログを出力し、1行目の値を設定します。
 スクリプトの3ステップ目はフィールド設定を行っていないため、アクティブなフィールドが対象となります。


実行


どちらの方法でもラジオボタンが複数選択されることがなくなりました。

1、2どちらの方法も簡単に実装できました。
どちらの方法も良いのですが、個人的には1回フィールドに設定するだけでいい1の方法が好きです。
しかし、2の方法も1つのスクリプトで使いまわせるため、便利だと思います!

それでは、来週もお楽しみに!



参考文献: Claris FileMaker 公式トレーニング教材 から、「Claris FileMaker 関数・スクリプトガイド」 等を参考にしています
https://content.claris.com/fmb19_reg-ja