第121回 土曜日 / 日曜日 に色を付ける
こんにちは。エヌ・ケイ・カスタマイズの仲村です。
皆様日々、いかがお過ごしでしょうか。
ここ数日は、寒い日が続くと思えば、急に蒸し暑い日が来るなど、季節の変わり目が激しいように感じます。
先日衣替えしましたが、結局、半袖を引っ張り出して、上着を羽織る日々です。
ただ連日、夜は寒いので、体調管理にはお気を付けください!
以下の記事は、Claris FileMaker 関数・スクリプトガイド(バージョン 19 対応)より、
Claris FileMaker 公式トレーニング教材
「34.土曜日 / 日曜日 に色を付ける(862ページ)」を元に掲載しています。
この文献から、条件付き書式の基本的な使い方を学習することができました。文献の執筆者、関係者の方々に深謝いたします。
なお、このブログ記事の趣旨は、弊社所属スタッフの Claris FileMaker 学習の成果を公開することを目的とし、同時に、参考文献の内容の紹介に資するものであることを Claris International Inc. が確認しています。
さて今回は、皆様も馴染みのある機能を使って、土曜日と日曜日に色を付けてみます。
考え方
「条件付き書式」にて、関数を利用し、対象の日付フィールドより土曜日・日曜日を取得し、色付けを行います。
実装
★条件付き書式で、日付タイプのフィールドの値から曜日を判定して色を変えます。曜日は、「DayOfWeek 関数」「DayName 関数」「DayNameJ 関数」にて
判定することができます。
実装例
(1)日付タイプのフィールドの条件付き書式を下図のように設定します。
土曜日は計算式を DayOfWeek(Self)= 7 と設定し、文字色を青色にします。
日曜日は計算式を DayOfWeek(Self)= 1 と設定し、文字色を赤色にします。
Self は条件付き書式を設定したフィールドの値が入ります。
DayOfWeek 関数で日付が土曜日の場合は “7”、日曜日の場合は “1” を返します。
DayNamaJ 関数は日付が土曜日の場合は “土曜日”、日曜日の場合は “日曜日” を返します。
DayName 関数は、日本語環境では、土曜日の場合は、”土曜日”、英語環境では “Saturday” を返します。
言語環境が混在するシステムの場合は、DayOfWeek 関数か、DayNameJ 関数を使うべきと考えます。
実行例
実際に、条件付き書式を設定したあとのレイアウトをご確認ください。
曜日によって文字色を変更することができました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本日の内容は少し短いテーマ内容ではございました。
ただ、カレンダーのあるUIでは比較的良く使われるような気がします!
土曜日と日曜日の色が変わっているだけでも、視認性が高まりますので、覚えているとお客様にも喜ばれるのではないでしょうか。
今回の記事が、皆様のお役に立てれば幸いです。
それでは、来週もお楽しみに!
参考文献: Claris FileMaker 公式トレーニング教材 から、「Claris FileMaker 関数・スクリプトガイド」等を参考にしています
https://content.claris.com/fmb19_reg-ja