レイアウト②

株式会社エヌ・ケイ・カスタマイズの上野でございます。
今回はレイアウトモードの画面やレイアウトの表示形式の違いなどについて案内したいと思います。

以下の記事は、FileMaker Master Book 初級編(バージョン 19 対応)より、
「3.5.8 レイアウトモードのコンテンツエリア(58ページ)~」を元に掲載しています。

この文献から、レイアウトモードの操作と表示形式について学びました。文献の執筆者、関係者の方々に深謝いたします。

なお、このブログ記事の趣旨は、弊社所属スタッフの FileMaker 学習の成果を公開することを目的とし、同時に、参考文献の内容の紹介に資するものであることを Claris International Inc. が確認しています。

Claris FileMaker 公式トレーニング教材

●レイアウトモードのコンテンツエリア
レイアウトモードのコンテンツエリア「レイアウトパート」と呼ばれるいくつかのエリアで構成されています。
パートにはいくつかの種類があり、その種類ごとにデータの表示方法が決まっています。
基本は「ヘッダ」「ボディ」「フッタ」の3 つのパートです

●表示形式とボディパート
ボディパートは、その縦横サイズがデータの表示領域になる重要なパートです。
パートのサイズは、なにを表示するのかを想定して決めることが大事です。
・ どの表示形式でデータを表示するレイアウトなのか
例えば、リスト形式で表示するために作成されたレイアウトのボディパートのサイズはフォーム形式には向いていません。
ほとんどの場合、リスト形式よりもフォーム形式の方が表示したいフィールド数が多くなるためにその置き場所が足りなくなるからです。

リスト形式では、1画面に複数レコードが表示され、フォーム形式では1レコードだけが表示されました。
これがリスト形式とフォーム形式の違いです。

今度はフィールドを横ではなく、縦に並べて確認してみます。

リスト形式はボディパートの高さを1 レコード分として、連続してレコードが表示されます。
フィールドを横に並べた時に比べて一度に沢山のレコードを一覧することができません。
フォーム形式はリスト形式の1 レコード分の表示と同じです。


これまでの確認で、レイアウトの目的によって、作成時に表示形式とボディーパートの高さを意識する事が重要である事が分かります。


一方で表示形式にはボディーパートの高さは関係なく、決まった表示だけが可能な形式となります。

今回はレイアウトモードの画面やレイアウトの表示形式の違いなどについてのお話でした。


参考文献:Claris FileMaker 公式トレーニング教材 から、「FileMaker Master Book 初級編」 等を参考にしています
https://content.claris.com/fmb19_reg-ja