第72回 FileMaker から印刷する前に

おはようございます。エヌ・ケイ・カスタマイズの大村です。
コロナの新規感染者数が劇的に少なくなってきて、感動しております。ここでもう一押し、マスクをしっかり着用して、抑え込みに邁進しましょう。



さて、今回は、印刷の前提のようなお話です。

前々前回、蓄積された情報を検索しました。
前々回、検索スクリプトにエラー処理を施しました。
前回は、検索結果をソートしてみました。

うまいこと目的の情報がピックアップされたら、今度はそれらを印刷してみたくなるものです。
FileMaker では、作成したレイアウトを、ボタンも含めてそのまま印刷することができます。

ただし、結論から申し上げますと、これまで作成してきたレイアウトはPCで表示するためのレイアウトです。これをそのまま紙に印刷しても、ちょっと無理が生じるのが現実ではあります。

とりあえず今回は、無理があることは一旦わきに置いて、Word や Excel で印刷するときのことを考えてみましょう。
あらかじめ、「印刷設定」で用紙をA4に設定して、印刷の前にはプレビューで確認しますよね。
FileMaker でも、同じような手順で考えてみましょう。

用紙設定


用紙サイズと方向を確認しましょう。
[用紙設定]ダイアログで確認します。

方法(macOS)

[ファイル]-[用紙設定…]メニューを選択すると表示されます。


方法(Windows)

[ファイル]-[印刷設定…]メニューを選択すると表示されます。


ここで、用紙サイズをA4にしたり、印刷の向きを設定することができます。

ファイル > 印刷設定
印刷設定ダイアログ


プレビューモード


用紙を設定したら、プレビューで印刷されるイメージを確認しましょう。

プレビューモードに切り替える


方法1:メニュー

[表示]-[プレビューモード]メニューを選択します。


方法2:ショートカット

[Ctrl]+[U](Windows)あるいは[command]+[U](macOS)を使います。


方法3:レイアウトバー

ブラウズモードでレイアウトバーのプレビューボタンをクリックします。



プレビューモードの画面は、次のような感じです。

プレビューモードの画面

プレビューモードのステータスツールバー


「ステータスツールバー」に配置されているコマンドボタンは[印刷]でよく使うものになっています。[<][>]ボタンは印刷ページを前後に移動するため、数字はページを意味しています。

プレビューモードのステータスツールバー

ページの前後の移動


画面左上の[<]や[>]のボタンをクリックするとページ間を、1 つずつ移動します。
スライダは、現在のページがいま何番目か、現在のページ位置を視覚的に表現しています。

レイアウトバーでは、レイアウトと表示方法の切り替えと、プレビューモードの終了が可能です。

プレビューモードを終了する


方法1:ブラウズモードに切り替える

ショートカットキー[Ctrl]+[B](Windows)あるいは[command]+[B](macOS)を使います。


方法2:レイアウトバー

[プレビューの終了]ボタンをクリックします。

印刷する


プレビューで確認もできました。
あとは、印刷するだけです。

手順としては、[ファイル]-[印刷…]メニューから、印刷を選択するだけです。※プリンタ環境がある場合のみ

しかーし。

FileMaker Pro で「印刷」されるのは「レイアウト」です。今回、印刷しようとしたのは、PCで操作することを前提としたレイアウトです。それをA4の用紙に印刷しようとしても、ちょっと無理が生じてしまうのです。Webページをそのまま印刷するのが難しいのと同じですね。

それで妥協できれば良いのですが、やはり別途、印刷用のレイアウトを用意する必要がありそうです。

次回は、印刷用のレイアウトを作成してみましょう。

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