Exment Ver4.4.0 リリース
おはようございます。こんにちは。こんばんわ。
エヌ・ケイ・カスタマイズの 泉 です。
季節は4月末のGW!!
だいぶ暖かくなってきましたが、まだまだ油断は禁物です!!
私は、だいたい油断して、お風呂上がりに薄着で過ごして、喉をやられます!!
我ながら、毎年、同じような状況で風邪をひいてます。。。
今年こそは病気をせずに、この時期を乗り越えたいと思います!!
それは、さっそくExmentについて、引き続き布教活動をしていきたいと思います。
Exment Ver4.4.0 リリース
2022年4月25日は何の日か、皆さんご存知ですよね♪
そうですね!!
約3ヶ月ぶりとなる、Exmentのマイナーバージョンアップ
Ver4.4.0
がリリースされた日ですね♪
いや〜Exmentの中の方々は、Exmentの開発案件も数多くあって、お忙しいでしょうに、
Exment自体の機能追加にも余念がない!!
頭がさがります!!
それでは、どのような機能が追加となったのか、見ていきたいと思います。
Ver4.4.0 の新機能
Exmentのリリースノートについては、こちらでご確認ください。
① ビュー設定画面で、ビューの列名の位置を、左寄せ・中央・右寄せで選択できる機能の追加
Exmentをよくご存じの方は
『あれ?その機能、前からあったよね?』
と思ったのではないでしょうか?
というか、私は思ってしまいました。
確かに、Ver4.2.5で以下の機能が追加されています。
一覧画面に表示時、表示位置を左寄せ・真ん中寄せ・右寄せで設定できる機能追加。カスタム列設定から追加してください
https://exment.net/docs/#/ja/release_note?id=v440-20220425
何が違うんでしょうか?
そうです!!
Ver4.2.5の機能追加では カスタム列の値 の表示位置が設定できるようになりました。
Ver4.4.0の機能追加では カスタム列のラベル の表示位置が設定できるようになりました。
これは、Githubでユーザーからの「機能要望」としてあがった機能になります。
一覧の項目名も右寄せ・中央寄せ
https://github.com/exceedone/exment/issues/1145
ユーザーからの機能追加要望にも迅速に対応する、Exmentの中の人達!!
本当に頭が下がります!!
プラグイン種類に、CRUDページを追加。
続いての機能は、一読ではピンとこない機能です。
そこで、「プラグイン(CRUD)ページ」の解説を読んでみました。
Create、Read、Update、Deleteのことです。
これにListも追加し、CRUD + Listに特化したプラグイン開発を可能にします。
Exmentのカスタムデータの一覧・詳細・新規作成・更新・削除とほとんど同じ画面構成で、必要最低限な開発のみで実装可能にします。
これにより、外部データ(例:他のデータベースエンジン、WordPress、SharePointリスト、他社Webデータベース、会計システムなど)を、Exmentにデータを取り込むことなく、Exmentの画面で管理可能にします。
また、プラグイン(ページ)の開発と比較しても、データ取得・追加といった内部処理のみ開発すれば済み、基本的にUI部分の開発は不要なため、開発工数が大幅に削減されます。
「プラグイン(CRUD)ページ」の CRUDとは より
こ、これは!!
データベース → 外部や他システム
UI → Exment
といったことができる!!
簡単な例を考えてみました。
例1.既存システムのマスタテーブルの追加
既存システムがあって、マスタ系のテーブルが追加されることになりました。
画面は一覧画面、参照画面、編集画面
機能は検索機能、一括更新機能、一括削除機能、新規作成機能、編集機能、削除機能
このマスタを画面から操作するのは、1年に一回
上記のことから、『画面も一般的な数が必要で、機能は結構リッチですが、使用頻度は極端に低い』となります。
こういった『費用対効果は低いが、大事な機能の開発』では、依頼する側も開発する側も、
なるべく工数を少なく抑えたたいものです。
ここで、Exmentの「プラグイン(CRUD)ページ」を利用すると、
あっという間に画面をレイアウトでき、機能は標準機能で実装済みのものは何もしなくても出来上がり、
そうでない機能も設定画面でポチポチしていくだけでできてしまいます。
このように、既存システムの一部の機能をExmentに外出しすることで、
工数を抑えた開発が簡単に行えるわけです。
(もちろん、Exmentの環境構築、ログイン管理などの準備の工数も加味して検討する必要はあります)
例2.他システムとのデータ連携
非Exmentシステム と Exmentシステム をAPIで連携している場合。
ExmentのテーブルのレコードをAPIを使って参照し、非Exmentシステムのテーブルにレコードを作成しコピーしていると思います。
さらに「非同期連携」の場合、リアルタイム性はなく、Exmentと非Exmentシステムの両方でデータが更新できるような仕様の場合、シビアな排他制御が必要になってきます。
ここで、Exmentの「プラグイン(CRUD)ページ」を利用すると、
Exmentから非Exmentシステムに直接レコードが作成できます。
また、「同期連携」となることで、APIでの連携よりは、排他制御の設計が容易になります。(同時に同じレコードを編集する場合の排他制御が残ります)
まとめ
いかがだったでしょうか?
「プラグイン(CRUD)ページ」については、もう少し深堀りする必要がありそうなので、次回以降のどこかで追加情報をアップしたいと思います。
定期的に追加されるExmentの機能にも目が離せません!!
ドキドキがとまらないぜー!!
また、次回のブログをお楽しみに♪
※アイキャッチの画像は、Exmentの「プラグイン(CRUD)ページ」のイメージを利用させていただいております。